あらすじ(ネタバレあり)
キューバの老漁師サンチャゴは84日間一匹も釣れていない。少年マノーリンだけが彼を慕っている。85日目の朝、一人で沖へ出たサンチャゴは巨大なカジキを釣り上げる。
カジキは老人のボートを2日2晩引っ張り続ける。老人は縄を手から離さず、手のひらが切れ、体力が尽きかけながら戦い続ける。ようやく仕留めて船に縛り付けたが、帰路でサメの群れが次々とカジキに食いかかってくる。
老人は棍棒と銃とナイフを使い闘い続けるが、港に着いたときカジキは骨だけになっていた。老人は疲れ果てて帰宅し、横になる。
翌朝、他の漁師たちはボートに縛られた巨大な骨格を見て驚く。少年が来て老人が目覚めるのを待ちながら泣いている。老人は夢の中でライオンを見た。
読みどころ
- 「人間は破壊されることはあっても、負かされることはない」という名言がこの物語の全て
- シンプルな文体に凝縮されたヘミングウェイの氷山理論
- 骨だけの魚が「敗北か勝利か」を問い続ける構造