黒人文学女性自己発見
彼らの目は神を見ていたTheir Eyes Were Watching God
Zora Neale Hurston / アメリカ / 1937年 ・ 読了目安 240分
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三度結婚し、三度違う生き方を試みた黒人女性が、最後に自分自身に辿り着いた。
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あらすじ
あらすじ(ネタバレあり)
フロリダ州の黒人コミュニティ。ジェイニー・クロフォードは40代で故郷に帰ってくるところから物語が始まり、友人のフィービーに旅の話を語る。
16歳のとき、祖母に勧められ農民のローガン・キリックスと結婚するが、愛のない生活に耐えられず、野心家の若い男ジョー・スタークスと駆け落ちする。ジョーはフロリダの黒人自治町の町長になるが、ジェイニーを「奥様」として飾り物にし、公の場で発言させない。ジェイニーの内面は死んでいく。ジョーが死ぬまで20年。
ジョーの死後、ずっと年下の農作業者ティー・ケイクと恋に落ちる。コミュニティは「若い男に財産を狙われている」と噂するが、ジェイニーはティー・ケイクとフロリダの農場へ移り、対等なパートナーとして生きる人生を初めて経験する。
ハリケーンが農場を襲う。狂犬病にかかった犬にティー・ケイクが噛まれる。狂気に陥ったティー・ケイクがジェイニーを銃で撃とうとしたとき、ジェイニーは彼を撃って殺す。裁判で無罪。
ジェイニーは故郷に帰り、物語を語り終える。「愛は太陽のようなもの——昇ることも沈むこともある」。
読みどころ
- ハーレム・ルネサンスの女性作家が書いた自己発見の物語
- 黒人南部方言で書かれた対話の生き生きとした美しさ
- 長らく埋もれていたが70年代にアリス・ウォーカーが再評価した
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